2025(令和7)年6月後半の法語
アジサイのきれいな6月後半になりました。
西宗寺の周辺にも、さまざまな色、形をしたアジサイが目を和ませてくれています。
ところがその周囲には、雑草が勢いよく茂っています。
田んぼでは、早苗が一層緑を濃くしてきています。
昔は、その中を田車で雑草を取っておられましたが、
最近は薬品をまいて雑草の予防をしておられます。
こうして、おいしいご飯をいただけるのです。
今月後半の法語は、
「田畑は雑草によって 損なわれ 人は貪欲によって 損なわれる」
としました。
草刈りをしないとあっという間に草が広がり、竹が生えたり、荒れてしまいます。
人が手をかければ、それだけ、立派な姿になっていきます。
人間も、目先の快楽のみを追っていけば、荒れた姿になっていくでしょう。
心して過ごしたいものです。