令和元年5月後半の法語

青葉、若葉の嵩山を見ると絵を描きたくなるような素晴らしい景色です。

緑にも様々な色があることを知らされます。

暑からず寒からず、一年のうちの最も過ごしやすい日日でしょうか。

今日は常例法座に合わせて、降誕会(親鸞さまの誕生日)の法要をしました。

改めて、現代社会に生きる私に、大きい大きい灯を示してくださったと思わさせていただいた今日です。

 

今月後半の標語は、

 「目を背けたくなる この私の本当のすがた そのために 立ち上がってくださる 阿弥陀さま」

としました。

 

私の中には貪りつくす青鬼、いかり・腹立ちの赤鬼、御都合主義の黒鬼までが住んでおります。

そんな私の歩みに誰を頼りに聞けばいいのでしょうか。

アー、それなのに、アー、それなのに。

じっと手を合わせて仏さまと対座してみましょう。