令和2年5月後半の法語

5月も中旬になりました。

この西宗寺の周囲の田んぼも水が張られ、田植えが始まりました。

日曜日には、家族みんなで、泥にまみれていらっしゃる光景に、その家族の在り様を感じさせてもらいます。

夜にはカエルがなき、夜空を見上げれば星が、なんとゆったりとした山陰の姿かと、味わっています。

今月の標語は、

「コロナ禍に生きる パソコン・スマホ 便利だよね でも 自分中心になっていませんか 生命の共感できていますか」

としました。

早くて手軽に情報が得られて、人と人の喜怒哀楽の情感が薄れてきているように思います。

ずいぶん前の本願寺の御正忌報恩講の時、前門主が、

「世界のことが瞬時にわかり便利になってきたが、いちばん近い物がわかりにくくなっています。自分自身、家族。」

と話されたことを、今更ながら思い出し、肝に銘じ、反省しているところです。

これも様々な環境に置かれていらっしゃる方がおられる中で、寺からの発信は如何に? 自問自答する日々です。