2023年 1月前半の法語

新年あけましておめでとうございます。

皆様どのように新年を迎えられたでしょうか。

西宗寺では毎年のごとく、元日、2日は朝7時から新年のお参りをします。

今年も家族そろってお参りの方が増え、朝のお参りに39名、

さらに日中、本堂にお参りの方が100名近くありました。

年の初めに静かに焼香される姿に、尊さを感じました。

久しぶりでお会いするご家族、ご夫婦、子どもさん方と話すとき、年齢の深さ、家庭の在り方、歴史等、

色々味わわさせてもらいます。

みんながつつがなく、今年一年を過ごされることを願わずにおれません。

 

年の初めの法語は、

「迎春  光によって 影を知らされる 仏に会って 迷いを知らされる」

としました。

逃げて逃げてばかりの私に、呼び通しに呼び、追い詰めて、親子の名乗りをしてくださる仏さま。

それが南無阿弥陀仏の仏さまでしょう。

今年はどんな年になるのでしょう。

戦争、コロナ、サミット。

格差その中で心は乾き、悩み、迷う中で、私の苦悩を除いてくださる法(のり)の水をしっかりいただき、

聞法につとめたいものです。