令和元年10月後半の法語
東日本に甚大な被害を残した台風も過ぎ、松江地方は秋風が吹き少々肌寒く感ぜられる、連休でした。
今月後半の標語は、「人生は苦なり だからこそ 仏さまに遇い 生きてる間に 助けていただく」としました。「お寺さん、長生きするもんではないですねえ。仏さんは、いつになったらお迎えに来てくれるのでしょう。」よく聞く言葉です。仏さまは、死ぬるまで遇うことのできない人なのでしょう。生きてるいる間にいま、仏さまに遇うことのできない人が、死んでどうして仏さまに遇い、助けていただくことができるのでしょう。苦悩を抱えて、私と一緒になって活動してくださる方こそ南無阿弥陀仏なのではないでしょうか。