令和6年2月前半の法語
2月に入りました。
1月はいく(行く)、2月はにげる(逃げる)。3月はさる(去る)。
今年も足早に過ぎていきます。
本堂裏の紅梅が満開です。
日当たりがいいのでしょうか。
同じ紅梅でもまだまだ蕾の固いのもあれば、満開の物もあります。
そして、雪に覆われても毅然と立っている水仙の姿。
自然の姿に感動しています。
今月の法語は、
「 二度とない人生 よく自分に問うてください 一度きりの人生を どの様に生きていくのかを!」
としました。
現代、効率と早さ、便利さを求め、近くの物に目を取られて生きいるのではないだろうか。
私のようにアナログの世界、ゆっくりズムに身を置くものとしては、内心イライラし、先々を心配するものです。
少々ゆっくりズムでも、ゆったりしたあたたかい繋がりを、大切にしたい気持ちです。
年齢のせいでしょうか。
二度とない人生、一度限りの人生と思えばこそ、
己が日々を、姿を、見つめた生活をして、お互いが暮らしていきたいものです。