2023(令和5)年6月後半の法語

 寺の周りの紫陽花が、きれいに咲いています。

周囲の雑草をきれいに刈れば、もっと鮮やかに見えるでしょうが、そこまで手が回りません。

新聞に、日本各地、あちらこちらの紫陽花寺のことが出ています。

管理が生き届いているのだなぁと感心しています。

 

 先日、大学の同窓会で京都に行ってきました。

昭和38年入学の、古き良き時代の面々です。

社会的にも、経済的にも、様々な立場であった者たちが、若き時代の面影を少々残しながら、

にぎやかに懇親を深めたことでした。

懐かしい思い出が次々と蘇えり、60年前の青春の血気盛んな当時を思い出しました。

来年、また再会しよう!と、笑顔で全国に散っていったことです。

 

 今月の法語は、山陰教区発行の妙好人(小川仲造さん)のことばの中より、

「くらしがよすぎりゃ 浮世にのぼせ 大事な後生を しくじるに」

としました。

物質的に豊かになって、目先のことにあくせくして、いい気になって、

自分の生き方を見失っている私ではないだろうか。

危ない!危ない!