2024(令和6)年9月後半の法語
ブドウ、マスカット、イチジク、梨、プルーン等々、果物をおいしくいただく季節となってきました。
贅沢なことで、あれがいい、これがいい、と我がままを言っている私です。
今月後半の法語は、やはり、
「稔ほど 頭の下がる 稲穂かな」
としました。
そのあとに、
「あなたの姿は!」
と付け足しました。
黄色く色づいた稲穂がたわわに、下向きになっています。
奢ることもなく、奥ゆかしく足元を見つめています。
俺が俺がといきり立つ姿の人間も、ちょっと稲穂をゆっくり見つめてはいかがでしょう。
秋彼岸も近づいてきました。
口にするご飯を頂きながら、自分の姿勢を見つめたいものです。