2024(令和6)年11月前半の法語

11月は私の誕生月です。

80年間の私はどうだった、ようやってきたな、との様々な思いと、

残された人生を、どう過ごしていくかを、しっかり思いを起こさねばなりません。

もう頑張らなくてもいいじゃない、ゆっくり過ごしたらとの、内なる声もしてきます。

 

先日11月3日「文化の日」に、西宗寺では「ワクワクみのりフェア」なるイベントを今年も開催しました。

頃中で中断した時期はありましたが、今年で16回目です。

例年より参加者は少々少なかったけれど、お天気に恵まれ、おかげさまで好評のうちに終わった様です。

というのも、

当日私は、中山間地のお寺に、久しぶりに報恩講のご縁をいただきました。

その地は、新婚最初の日々を過ごした町であり、殊の外懐かしいところです。

うかがったその寺は、志半ばにして奥様が往生され、住職が立派に護寺されているのを見させていただきました。

 

さて、今月の法語は、

「私が無駄に 過ごした一日は 昨日亡くなった人が 痛切に生きたいと願った一日」

としました。

二度と来ぬ、今日の一日を大切に味わいたいものです。