令和元年8月前半の法語

早いもので8月に入りました。真っ青な空に入道雲が出てきました。蝉の声がやっと耳に入るようになりましたが、心なしか弱、弱そうに聞こえるのは、私だけでしょうか。蝉がらが、網戸にかかっているところがあると思えば、命を落とした蝉があちこちに見えます。精一杯命を全うしたのでしょうか。

今月の標語は、「私が無駄に過ごした一日は 昨日亡くなった人が 痛切に生きたいと願った一日」としました。老若を問わず、病に侵され、せめてもう一日でもと、本人、家族の願いもむなしく往生された方がたに出合わさせてもらうにつけ、、私の一日一日の在り様を厳しく問われることです。

8月は、お盆,原爆記念日、終戦記念日を通して、「いのち」のことを考える月でしょう。