令和2年4月前半の法語
日本はおろか世界が、混乱している今日この頃です。コロナウィルスさんのお蔭で、桜花の候、新年度のスタートで心ウキウキが台無しになっています。
そんな中で、西宗寺の門前の桜は今年も立派に咲き、ライトアップされ、一層美しく近所の人を楽しませてくれています。松江の各地の桜も人に見られることなく、静かに咲き誇っています。
今月の標語は新年度でもあり、「子を叱る親は多いが 子の行為の中に 自分の欠点を見て 恥じ入る親は少ない」としました。教職についていた時、子供に問題があった時、「すみませんでした」と謝る親さんと、「あの子の所為でうちの子が」と、自分の姿を振り返らず自己主張する親御さん。今の私はどうなのか、考えたいものです。知識教育だけでなく、己の至らなさ、愚かさを考えようではありませんか。