令和2年4月後半の法語
住職ノート
4月後半になってきました。 コロナウィルスはとどまるところも知らず、世界、日本、島根、松江もどんどん広がってきています。誰が罹っても不思議でない状況です。でも犯人捜しのような態度は,厳に慎むことの大切さ、他人に対する言動をしっかり学びたいものです。親鸞さまが、当時の飢饉、病で苦しむ惨状の中での姿をまなばね場と思ったことです。
今月の標語は「お念仏を忘れるなよ お念仏は一生の宝物だぞ」としました.昨年、往生された法友がくれた本の中の言葉です。私の祖父(前住)が、幼い私によく言っていたことを、思い出しました。知ったかぶりをしていた私に、また厳しいお達しでした。学問や、理屈、職業、地位に心を寄せる若人にしっかり味わいなさいのメッセージであったように思います。このような社会状況の中でこそ、再確認をせねばと・・・・・・。