令和4年8月前半の法語
8月に入った途端に気温38度。なんとしたことでしょう。
この山陰の地域で今まで、こんな気温になったことがあったのでしょうか。
本堂はじめ家中が温室のようです。
熱中症に気をつけたいものです。
今月前半の法語は、以前お邪魔した天台宗のお寺の掲示板に書いてあったものを借用させていただきました。
「五濁の憂き世に生まれしは 恨みかたがた多けれど 念仏往生と聞くときは 還ってうれしくなりにける」
まことに、現代に生きる私たちに呼び掛けてくださっているようです。
劫濁:ごじょく(戦争)・見濁:けんじょく(思想)・煩悩濁:ぼんのうじょく(貧、瞋、愚)・
衆生濁:しゅじょうじょく(十悪)・命濁:みょうじょく(いのちの濁り)の五つの濁りの
真っ只中にいる私達に、ストレートにお示しいただいているようです。
共々にそのお念仏の心を、聞かせていただきましょう。
お盆も近くなりました。
昨日は早朝から、奉仕作業で境内をきれいにしていただきました。
お盆を迎える準備も、整ってきました。