令和5年3月後半の法語
春のお彼岸近くなってきました。
進学、就職、人事異動等々、年度末は慌ただしい人間社会のことです。
一方、自然界では、紅梅は終わり、木蓮が白い姿を見せてきましたし、夕日がなんときれいなこの頃です。
3月11日(土)には、松江市東持田町のご門徒の方々を中心に、墓苑の奉仕作業をしていただきました。
温かな春の陽ざしの中、和気あいあい、墓苑周辺をきれいにしてもらいました。
来る3月18日(土)には、西宗寺本堂にて春彼岸永代経法要を勤めます。
大田市からのご講師をお招きしています。
沢山の方々がご縁を結んでもらえればと思っています。
今月後半の法語は、
「めでたい人生とは 今あなたの 危ない足元が 永遠(とわ)に崩れぬ 真実の人生となること」
としました。
彼岸の法座を介して、危ない足元に気づかせてもらい、
喜怒哀楽の日暮らしの中で、「見てござる、聞いてござる、知ってござるの方」がいらっしゃることを胸に、
堂々と生きていきたいものです。
本堂に、そしてお墓にお参りして、心新たに4月新年度を迎えたいものです。