平成31年4月後半の法語
4月も半ばになりました。
田んぼも水が張られ、着々と田植えの準備が整いつつあります。
西宗寺の桜もヒラヒラと散って、今日は、雪の上を歩いているようです。
今月後半の標語は、
「たった一言が 人の心を傷つける たった一言が 人の心を温める」
としました。
学校に通う子供たちが、近くのおじさん、おばさんが、見てくれないかなとの思いで書きました。
私たちは、何気なく人と話をしたり、人の話を聞いたりしていますが、私の口から出る一言一言が、相手を知らぬ間に傷つけたり、いやな思いをさせたりします。
私たちの行い、身のこなしにおいてはなおさらです。
今日一日の私の振る舞いはどうだったのでしょう。
恥ずべし、痛むべしの思いです。
お互いに考えていきましょう。
明日は、京都のご本山にお参りします。
静かに祖師の前に手を合わせて来たいと思います。