3月後半の法語

3月後半になってきました。世界中、新型コロナウィルスで、先の見えない姿に不安感募るばかりです。この時ほど、私の姿をしっかりと見つめていきたいものです。

今日は西宗寺の永代経法座でした。この時期なので、お参りが十人以内かなと思っていましたが、三十人ばかりで少々ホットしたことです。丁寧なお取次ぎをしていただき、日頃教化不足を反省させられました。

今月の標語は、「前は弥陀 後ろは釈迦 中は吾 押され引かれて 参るうれしさ」としました。阿弥陀さまのご本願も釈迦如来の出現で説法に出遇い、私に届いたのですね。向こう岸から来いよ来いよと、呼び声、いけいけとの御催促、その声をしっかりと聞かせていただかねばと、お彼岸を前に考えたことです。