2024(令和6)年4月前半の法語

4月に入りました。

なんとはなしに気持ちが明るくなり、ワクワク感が起こってくるようですが、いかがでしょう。

境内のソメイヨシノの桜が満開です。

近所の人、道を通る人が足を止めて、見てくださっています。

夜は、11時までライトアップして夜桜を楽しんでもらっています。

 

さて、今月の法語は、

「凡夫の自覚」がなければ 人間はどこまでも 傲慢になる

としました。

私自身が、そのことを忘れて、また気づかず、いい気になって、思い上がっていることがあります。

危ない。あぶない。

手を合わせる身になって、考えていきたいものです。

 

先月末には、34年前にわが家で1年間留学生として預かったドイツ人の女性が、家族と一緒に来てくれました。

やんちゃだった彼女が、立派に成長し、しっかりした考えを持ち、たくましく生きている姿に感心しました。

流ちょうな日本語で、夫や子どもたちとの会話を通訳してくれて、楽しい4日間を過ごしました。

松江の次に、広島、京都に向かって行きました。

色々なことが思い出され、涙が出てたまりませんでした。

彼女がホムステイしてくれてこちらが教えたのではなく、

私たちが学ばさせてもらっていたようです。