2025(令和7)年7月前半の法語

炎熱の7月になりました。

子供の頃に30度と言ったら暑いねえと騒いでいたのに、

今は30度くらいは涼しいねえと冗談が言えるくらいです。

これから7月、8月、9月はどうなっていくのでしょうか。

日本はもとより、世界中の自然の移り変わりが大きく変わってきました。

今月の法語は、

「両手を合わせ 両手で握る 両手で受ける 両手で支える 両手合して 拝みあう世界」

としました。

昔、東南アジアに旅をしたときに、人と人の出会いに合掌の挨拶でした。

麗しい光景でした。

平素の生活の中で、人に会った時、片手で握手するよりも両手で握りあった方が、親密さが深まります。

何かをもらった時、片手より両手でいただいた方が心が伝わったように思います。

何かを支えるときも、両手で支えた方が確かで強くなります。

私たち仏教徒は、人間として、美しい、相手を敬う合掌礼拝の姿勢を大切にしたいものです。

ご飯を頂くとき合掌して頂いていますか?ご大事に。