2025(令和7)年1月前半の法語

2025年(令和7年)が始まりました。

「あけましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。」

との年頭からの挨拶ですが、本当におめでたいのかな?

また齢を取って、ヤレヤレと思っていないのかな?

残された人生を、一日一日大切に過ごしたいものです。

大きく、広い、深い、無量寿の世界にめざめさせていただき、

本当の「おめでとう」といえる私でありたい。

今月の法語

「迎春 本願力に 遇いぬれば むなしく過ぎる 人ぞなき」

と、親鸞様が喜ばれたご和讃の一節を書かせていただきました。

3が日にお寺にお参りくださった多くの人は、どのように受け取ってくださったでしょうか。

混沌とした現在、

ゆるぎない願いをしっかりと聞かせていただきたいものです。

AI、スマホ、SNSだけに頼ることなく、

対面の人間関係を大切に思う、アナログ人間です。

理に走ることなく、情を大切に思う今日この頃です。

今年もよろしく御教導をお願いいたします。