令和4年1月後半の法語
1月も早くも半分過ぎていきました。
今年の元旦・2日には比較的穏やかな天気のせいもあってか、77家族100人
を超える方がたが年始にお参りくださいました。
年々、親子、夫婦、家族の方がたがそろってのお参りが増えてきて、寺族(じぞ
く:寺に住まいさせていただいてる者)との語らいができ、互いが知り合う良い
傾向だなと感じた次第です。
今月後半の法語は、
「見たつもり 聞いたつもり 知ったつもり 『つもり』の世界は 諸行無常」
としました。
私たちの日常は「つもり」の世界が多いのでは?
つもりの世界が破れると、いっぺんに不安と、焦りが出てきて、空しい姿になっ
てしまうのではないでしょうか。
そんな中で日頃の法話に、
見てござる 聴いてござる 知ってござる のお同行の言葉を思い出します。
つもりの世界から新しく見えてくる世界に気づかされるのを味わさせていただき
ましょう。
危なっかしい世界から、安心と落ち着きの世界に腰を落ち着かせてもらいましょ
う。