令和4年7月後半の法語
7月も後半になってきました。
暑い日があると思うと、土砂降りの時間があります。
先日,東京に行ってきました。
ひとつは、都内にお住まいのご門徒さんのお宅。
3年ぶりに伺いました。
お母さんが病院に入院されて会うことは出来ませんでしたが、息子さんご夫婦にお会いし、一緒にお仏壇にお参りで
き嬉しいことでした。
もうひとつは、初めて伺う所でした。
そこは、80年前に父が学生時代にお世話になったお寺です。
ご高齢のご住職夫妻、ご寺族が暖かく迎えてくださり、私の知らない父の姿をたくさんお話しいただきました。
感動の一日でした。
次回、上京の時には、もっともっと聞かせていただきたく思ったことです。
今日は、当寺で毎月開催している「常例法座」でした。
コロナ感染が急拡大していることから、お参りがあるかどうか心配していました。
が、初めてお参りくださった方々もあり、にぎやかに「浄土真宗のお盆」について話し合いました。
今月の法語は、
「不安と悲しみが 私を育ててくださる」
としました。
振り返ってみれば、何でもないことに悩んだり、寂しく思ったりしていた自分を、
結局は、今の私を育ててくれる縁ではなかったか、と思わさせてもらっています。
これからも、喜怒哀楽があろうとも、「ありがとうございます」と、
精いっぱい日日を過ごそうと思う今日この頃です。