2023(令和5)年7月後半の法語
今月も残り1週間になりました。
今月は忙しい毎日でした。
8日には、仏教文化講演会を久しぶりに開催しました。
布教使さんではなく、様々な分野で活躍している方々に来ていただきお話をいただくものです。
これまでに、ドクター、アナウンサー、AET、等々たくさんの方に話してもらいましたが、
ここ数年コロナ禍で途絶えていたものを、再開したわけです。
今年は、ジェームスさんという松江市の老舗旅館の若旦那にお話をいただきました。
自分の生い立ちから、今日に至るまでの人と人のつながりについて、悲喜こもごもの姿を話してくださいました。
その日の夕方からは、東京に飛び、ご門徒の初盆にお参りしました。
久しぶりの出会いでしたが、往生されたお母さんの喜怒哀楽の姿を思い出しながら、語りあったことでした。
11日帰省の前に、私の実父、誠信が学生時代(1900年代)にお世話になっていたお寺にお邪魔をしました。
父との実体験のない私に、様々な父の存在を知らされ、この私の姿は如何にと、涙をながしたことでした。
16日は常例法座。
22日は墓苑清掃でした。
清掃には早朝から30数名の方々が参加され、きれいにしてもらいました。
今月後半の法語は、
「いざとなったら どうしようもない 自分と 今 知らされた」
と、妙好人(源左)さんの言葉を書かせていただきました。
東京から帰ったら体の調子がよくなく、医者に診てもらいましたが、たいしたことはなさそうです。
まさに一喜一憂のこの頃です。
日本の各地、水害に途方に暮れている人がおられるのに、こんなことでは自分を責めることです。
暑い毎日がつづきます、くれぐれもご大事に。