2023(令和5)年10月前半の法語
10月も早8日も過ぎていきました。
境内は、枯葉が所狭しと散らかっています。
掃いても掃いても際限のない落ち葉ですが、これもいのちの循環をあらわしているのですね。
ご苦労さんでした、と言ってやりたいです。
今月の法語は、遅くなりましたが、
「何でもわかっている としている 心の闇(くら)さ」
としました。
現代社会は、スマホ、パソコン、AIで世界の、日本の、様々な状況が瞬時にわかります。
しかし一番身近にいる、夫、妻、家族の心、いや自分のことが分かっていないのではないでしょうか。
自分の外を見ることに一生懸命な私ですが、
ふと立ち止まり、内なる姿を見る目(光)を持ちたいものです。
肝心かなめの自分自身が闇だ、と知る光がほしい。
なんまんだぶつ、なんまんだぶつ