令和6年3月前半の法語

弥生3月になりました。

冷たい日はありますが、何とはなしに気持ちが明るくなってくるようです。

反面,私自身、様々なかかわりから離れ、自立の道を歩み始めて、

少々ゆったりした気持ちと、いささか寂しい気持ちが交錯する今日この頃です。

ご門徒の中で、退職後の生活に嬉々として生活されている方のお姿に、私自身が教えられることです。

 

今月の法語は、

「花の美しさに序列はない 青色青光 白色白光 人の尊さに差別はない老若男女 皆 光っている」

としました。

人には個性や特色があり、顔や姿もいろいろです。

愚かなもの、醜い者、無能なもの、強い者、弱い者・・・

格差社会が広がる現代社会の中で、人間の本性に光を当てなくてはなりません。

親鸞さまは御同朋 御同行(おんどうぼう おんどうぎょう)と示してくださいました。。

新たな進路を歩む人々に、心してほしいことです。