2024(令和6)年6月後半の法語

6月後半になってきました。

門前の標語についてのコメントが大変遅れてしまいました。

15日にあった京都、奈良での大学時代の同窓会に出席したり、その後のご葬儀等々で遅れてしまいました。

 

今月後半の言葉は、日本一の料理人道場六三郎さんのお母さんの言葉。

「恋しくば ノモアミダブを称うべし 母は六字のうちにこそ住め」

としました。

氏が幼い時、上京されるときにお母さんが託された言葉と聞きました。

つらいこと、厳しいこと、悲しい時あっても、お念仏を称えてくれよと。

そこには、見てござる、聞いてござる、知ってござるの仏様と一緒にお母さんもいるから心配せんでもいいよ。

の、母心と味わわせていただきました。

一人ではないよ、元気をだしての励ましの言葉でしょうか。

子供だけでなく、耳が遠くなり、足が弱り、頭の回転が遅くなってくる、年配の私たちにも心に響く言葉です。