2024(令和6)年10月前半の法語

十月に入り、今年のカレンダーも残り2枚になりました。

本当に過ごしやすい、絶好の季節です。

本堂裏の栗の木が、たわわになって頭を下げています。

毎年自家でさばききれない程、沢山実をつけてくれましたが、今年はどうでしょう。

 

今月は孫の誕生月です。

早、中学3年生。

進路、勉強、生活、等々一番悩んだり、楽しんだり希望に満ちた時でしょう。

一方私たちは、年々体力の衰え、耳、目、頭、いたるところのほころびが目立つようになってきました。

 

今月前半の法語は、

「老いが 病いが、死が 私の生を 問いかけている」

としました。

多くの先輩たちが生き生きと活躍されているのを見ながら、

二度の自分の大病を経験しながら、

僧侶として様々な人の死に出会いながら、

私自身の生きざまは、それでいいの?それでいいの?と問いかけられているようです。

いただいた命を、ありがとうございます、おかげさまで、と日日を過ごさせてもらいたいと思っています。

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、元気に一歩を踏み出しましょう。