2024(令和6)年12月前半の法語

今年も残すところ一か月になりました。

一年の反省、寺の内外の清掃、タイヤもスノウタイヤにチェンジ、あわただしい一か月になりそうです。

 

先月後半の法語を門前には書きながら、このノートを書くのを忘れてしまいました。

先月後半の法語は、

「欲しや惜しやに 日が暮れて いのちの減ること 知らなんだ」

としていました。

まさに私のことです。

 

今月前半の法語は、

「物事をありのままに うけ取れない 自分がいる」

としました。

2024年の今年の人生、80歳になった今年の人生はやり直しはできない。

代わってもらうことができない人生にもかかわらず、

素直になれず、欲、愚痴、怒りが先行して、自分自身をそのまま引き受けることができない私がいます。

老、病、死、を日常から遠ざけて,生に執着し続けています。

わかったつもりでいる、こんな私に先手をかけた仏智を聞かせてもらい、お念仏を称えつつ、

今日の日を、過ごさせてもらいましょう。