2025(令和7)年2月前半の法語
穏やかな2月に入りました。
東北・北陸では大雪で難儀しておられるのに、
松江地方では新年明けてからでも、晴天の日が多いように思います。
農家の人は、
「降るときには、降ってもらわないと困るのです。」
と言われます。
自然の営みを、大事にしてきた、素朴な中に地についた、日本の姿を知らせてもらっています。
2月前半の法語は、
「御恩のわかる人」に育ててくださるお念仏
としました。
本願寺出版の『大乗』という冊子の中の言葉です。
「いつまでもあると思うな親と金」の言葉ではありませんが、
際限のない欲望まみれの私に、
当たり前、当たり前、の私に、
それでいいかや、それでいいかや、と囁いてくださっているお念仏 と受け取らせていただきました。