スッキリしました
秋空の広がる10月半ば、本堂裏の大きくなった木々を伐採していただきました。
椿の木、百日紅の木、高野槙・・・
どれも長い時間をかけてしっかり根を張り、枝を伸ばし、葉を茂らせてきた木々です。
強い風から本堂を守り、夏には涼しい風を運んできてくれます。
四季の移ろいも感じさせてもくれます。
そして、それぞれの枝葉は、御本堂に活ける花の心などに使わせてもらっています。
有難いことです。もったいないことです。
が、気が付けば、私たちの手に負えないほどに成長しました。
伐採していただいて、薄暗くさえ感じていた風景にあちら側から日が差し、
木々の間から青い空がのぞきます。
すっかり明るくなりました。
そして、私の心も少し整った気がいたします。
ただ、鳥たちの住かを奪ってしまったので、心がチクリと痛みます・・・
足元の不安定な中、大木と格闘してくださった方々、ありがとうございました。