令和2年12月前半の法話
師走に入りました。
なんと今年の早かったこと。
何か落ち着かないまま、焦燥感にみちた日々であったように思います。
皆さんはいかがでしょうか?
本堂の後ろの銀杏の葉が、残り少なくなってきました。
その下にある柿の木には、鳥が熟した柿をついばみにやってきます。
今年も、新しい出会いがあったり、
結婚の場に参列したり、
門信徒の方がた、友人、親戚の往生に出遇ったり、
悲喜こもごもの一年でもあったなあと振り返っています。
今月前半の法語は
愛別離苦の悲しみ 諸行無常の不安を 受け止めていく 浄土の教え
としました。
「見てござる 聞いてござる 知ってござる」のお念仏の呼び声を支えに、
激動の世界を歩んでいきたいものです。