令和5年3月前半の法語
弥生3月に入りました。
なんとなく明るい気分になってきます。
境内の紅梅や白木蓮も、日に日に膨らんできているようです。
今日(3月1日)は、島根県の高等学校は卒業式が多くあるようです。
混沌とした今次、精いっぱい新たな人生をおう歌してもらいたいものです。
今月の法語は、
「便利と速さを追求するあまり 一番身近な自分の姿を 見失っているのでは」
としました。
現代の速さに付いていけない、いや、付いて行こうとしない、年寄りの愚痴でしょうか。
随分前に、
「世界の、そして日本のどこかの情報は瞬時に知ることができるのに、
最も近い自分の家族、自分自身のことが分かっていない」
と教えられたことがあります。
季節の変わり目に、自然の移ろいの中で、じっくりと足元を見つめたいものです。