2022年9月後半の法語
9月後半になり、彼岸花があちこちに咲いています。
昨日は、尾道の孫の高校の体育祭を参観させてもらいました。
久し振りの高校の雰囲気に、新鮮なものを感じました。
幼いころは泣き虫だった彼が、堂々と全校生徒の前で応援し、声を枯らして話すのを見て、涙こぼれる思いでした。
みんな成長していっているのですね。
今月の法語は、お彼岸も近いので、在原業平の次の歌を書くことにしました。
「ついにゆく道とは かねて聞きしかど きのう今日とは 思わざりしを」
人の生はしばしば思いもよらず、喜怒哀楽が起こるものです。
誰も企画書通りに行くものではありません。
しかし誰もが進む道は、死です。
では限られた生をどう生かすか、しっかりと考えなければなりません。
お彼岸を期して考えてみませんか?