2024(令和6)年5月前半の法語
山々は、絵を描きたくなるような若草色の美しさが広がっています。
世はゴルデンウィークと騒々しいことですが、農家の方々は忙しくなってきました。
先日のあるエピソード。
日頃は会社員として勤務している彼が、鍬を持って出かけるときでした。
「忙しくなってきたね。無理しないで大事にしてね」
と話しかけると、
「ハイ。ありがとうございます。」
と笑顔で答えてくれました。
なんとさわやかな気持ちになったことか。
家庭の育ちか、「ありがとう」とスッと出てくる姿に感心したことです。
今月の法語は、
「感謝の気持ちが 謙虚な生き方につながる」
としました。
日頃の何気ない生活の在り様が、
とっさに出てくる行動として、言葉として出てくるのですね。
また鶯がさえずっています。
「ホーホケキョ、ほーほけきょ、法を聞けよ、法を聞けよ。けきょ、ケキョ。聞けよ。聞けよ」。
わかりました! わかりました!
西宗寺古墳も新緑に包まれています。
テッセンもきれいに咲きました。