2023(令和5)年8月中旬の法話
連日の猛暑で挨拶言葉も、
「異常ですね、今年は。お互いに大事にしましょうね」
いよいよお盆のお参りが始まりました。
西宗寺は3人でお盆参りに回らせていただいています。
このような気候の中、各ご家庭にお参りするのも厳しいものですが、
お伺いしたご家庭の姿、人の考えを学ばさせてもらうのに良い機会です。
人と人の出会いが少なくなっている中で、コミニュケーションを取る良い機会、と思うことです。
これからは、寺と門徒さんの繋がりを維持してくのに大切なことのように思います。
零年8月は、10日ごとに法語を書くことにしていました。
お盆を挟むので今月中旬の法語は、
「自分がいま生きているのは 先祖が自分の中に 生きていることだ 爺さま婆さまたちと共に」
としました。
あなたの顔形、性格行動、誰かに似ているでしょう。
限りない先祖の遺伝子が、いま生きている自分の中に残っています。
科学的な分野だけでなく、その中に祖先の「ねがい」が残っていることに気付きたいものです。
仏壇に、そしてお墓にお参りして、わが身を振り返ってほしいものです。
暑さ厳しい中、どうぞご大事に!