令和5年12月後半の法語
2023年も残すところ5日となりました。
今年もお世話になりました。
皆さん方は、どのような年だったでしょうか。
私にとっては、様々な出来事の中で最も大きいことは、この「住職ノート」の標題も変えなければならないことでし
ょう。
というのも、11月9日の私の誕生日を期して、住職交代の申請を提出し、受理されました。
前住職の往生を受け、昭和46年7月に20代で住職を継承してより52年間の長い、思い出深い在職でした。
これもひとえに、
風土も気候も習慣も異なる東海地方より入寺してくれた坊守、
若い私をバックアップしてくださった聞信徒の皆さん、
温かい目でご指導いただいた各住職方、諸先輩そして様々な出会いをしたみなさまのお蔭と思うことしきりです。
育てられ、育てられ、育てられてばかりの私でした。
今月後半、今年最後の法語は、
「年の暮れ 待つ長さ 過ぎ去る速さ 生きる今 今年もありがとうございました」
としました。
何年か前に書いたこともありますが、今年は一層この感を深く味わっています。
明年も宜しくお願いいたします。
ご大事に・・・・。